6月13日、昼下がりの午後15時35分現在。
特別高等警察の秘密情報課に所属する四楓院暦はテレビ画面を眺めていた。
流れているのは西京メトロの脱線事故。

それだけを見た彼女はすぐさま席を立ち、部屋を出ようと歩き出す。
すると突然後ろから声がかけられた。

「…？暦？」

「あれ、暦さんどちらに向かわれるんですか？」

「西京メトロに向かうんですよ、葛さん、緋色さん。きっと人手が足りないでしょうから。ここはお二人にお任せしますね。」

そう言うと彼女は引き留めようとした彼の声を聞かずにすぐさま部屋を出ていく。
その表情は普段と変わらず無表情だった。
しかしどことなく焦りを感じさせるような雰囲気を漂わせていた。

「(きっと多くの方が怪我をしていることでしょう……後方車両から救助していきますかね。)」

心の中でそう呟き、彼女は西京メトロを目指し歩くスピードを速めた。

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第１回公式イベントの小説です。

暦は西京メトロに向かっております。
後方車両から前方車両に向かいつつ救助していきます。

 

[0回]

　
無印


’14

Name:四楓院 暦[しほういん こよみ]
Age:23
Sex:女
Height:140
From:西京都
Group:特別高等警察/秘密情報課/亜人/ランクC
Birthday:9月10日
【誕生花:紅葉葵(もみじあおい)／温和】
【誕生石:翠玉(すいぎょく)／育ちのよさ･長続きする交情】
Skil:風守り[かざまもり]
自身の周りに風を作り相手からの攻撃を和らげる能力。　
一部から身体全体までできるが、身体全体に使用すると異能を解除した際倒れ1時間ほど目を覚まさなくなる。 
全身は滅多に使用することはない。

Memo
すでに滅亡している武闘で有名な四楓院家の一人娘。
両親はすでに他界しており、広い屋敷に一人で暮らしている。

性格は大人しめだが、少々黒い部分がある。
多少いたずらが好きなところも。
普段の表情は無表情か、口だけ笑って目が笑ってないかのどちらか。
喜怒哀楽はあるが表面にうっすらとしか出ない。
本当の笑顔を見たことがある者はほんの数名だけである。
口調は丁寧語。
身長が低く小柄なので潜入捜査などを得意としている。
武闘家出身のため身体能力がずば抜けて高い。
武器は持たず体術一筋。
普段家で一人のせいなのか、ひと肌恋しくなることがあるらしく抱き着き癖を持っている。
童顔且つ身長が低いので、実年齢よりかなり低く見られる。

一人称:私(わたくし)
二人称:貴方、(誰に対しても)～さん

「さて…やられたくなければ大人しくしてくださいね…？」
「ふふふ…さぁ？何のことでしょうか」
「私、これでも成人しておりますよ」
「…貴方、暖かいですね…」

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Name:九条 楸[くじょう ひさぎ]
Age:30
Sex:男
Height:184
From:静岡県
Group:西京学園/国語教師/亜人/ランクA
Birthday:10月5日
【誕生花:松虫草(まつむしそう)／恵まれぬ恋】
【誕生石:猫目石(ねこめいし)／静観】
Skil:氷結氷解[ひょうけつひょうかい]
意識をすることにより触れた物を凍らせたり、凍っているものを溶かすことができる。
水や空気中の水分も氷にすることが可能。
ただし自分自身の周りのみ。　 

Memo
常にバケツをかぶった国語教師。
過去に左目付近をやけどし、皮膚が変色してしまったのを隠すため、常時バケツを被っている。
授業中に寝ている生徒を見つけると笑顔で問答無用とばかりに凍らせたチョークを投げつける。
下手したら突き刺さる。
性格はおっとりしており、多少マイペースな部分も。
口調は丁寧な口調で後ろが伸びる。
現在実家を離れ中央区で一人暮らし。
家事全般は得意。
部屋のあるクローゼットの中にはいろんな色のバケツがある。
年齢＝恋人いない歴のためそろそろ焦りを感じている。

一人称:僕
二人称:あなた、きみ、～さん(くん)、呼び捨て

「おやおや、後ろの席で寝ているきみ～？おきましょうね～」
「もう少しゆっくりしてから僕も行きますよ～」

バケツありとなし


色とりどりのバケツ

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